【東芝製SSD】32nmプロセスの多値NAND採用のSSDを発表 2010年初夏(Q3)に発売か

東芝から32nmプロセスの多値NANDを採用したSSDの新モデルが発表されました。
新モデルは大きく2モデルに分かれており、モバイルノートPC用の「SGシリーズ」と、ハイエンドノートPC用の「HGシリーズ」があります。

第2四半期(4〜6月)から量産を開始するとのことなので、搭載ノートPC及び単体製品の発売は夏頃の第3四半期(7〜9月)になるかと思います。発売が楽しみです。

 
モバイルノートPC用SSDの「SGシリーズ」は、東芝半導体積層技術により、ハーフスリムやmSATAタイプの小型フォームファクターに搭載可能。小型フォームとしては数少ない128GBモデルを実現している点が特長的です。リードが毎秒180MB/ライト毎秒80MBで、同サイズとしては高速なデータ転送が可能。
 
「HGシリーズ」は、コントローラの改善により読み出し速度が向上。リードが毎秒250MB/ライト毎秒180MBのデータ転送が行えるとされています。Windows7から搭載されているトリム(Trim)機能をサポート。

 
ラインアップとして、「SGシリーズ」が容量128GBでハーフスリムとmSATAタイプの2モデル。「HGシリーズ」は3mm厚の小型基板で提供するモジュール品と、基板をそれぞれ2.5/1.8インチケースに収めた完成品、加えて2.5インチ薄型ケース(7mm厚)や1.8インチケースなしの5タイプ。容量は64GB/128GB/256GB、2.5インチケースのみ512GBモデルが用意される予定とのこと。
東芝SSDの卸売はアイオーデータ機器が行う。

下記、モデル一覧。

THNSxC064GBSJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(64GB/2.5インチケース)
 
THNSxC128GBSJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(128GB/2.5インチケース)
 
THNSxC256GBSJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(256GB/2.5インチケース)
 
THNSxC512GBSJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(512GB/2.5インチケース)
 
THNSxC064GCSJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(64GB/2.5インチ薄型ケース)
 
THNSxC128GCSJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(128GB/2.5インチ薄型ケース)
 
THNSxC256GCSJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(256GB/2.5インチ薄型ケース)
 
THNSxC064GBMJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(64GB/1.8インチケース)
 
THNSxC128GBMJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(128GB/1.8インチケース)
 
THNSxC256GBMJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(256GB/1.8インチケース)
 
THNSxC064GMMJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(64GB/1.8インチケースなし)
 
THNSxC128GMMJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(128GB/1.8インチケースなし)
 
THNSxC256GMMJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(256GB/1.8インチケースなし)
 
THNSxC064GMLJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(64GB/3mm厚のモジュール品)
 
THNSxC128GMLJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(128GB/3mm厚のモジュール品)
 
THNSxC256GMLJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒250MB、ライト時毎秒180MBのSSD(256GB/3mm厚のモジュール品)
 
THNSxB128GMSJ
32nmプロセスの多値NANDを採用したリード時毎秒180MB、ライト時毎秒70MBのSSD(128GB/ハーフスリム)
 
 
■参考情報
〜2009年12月発売モデル〜
現在販売されている最新モデルを掲載します。
 
高信頼・高品質の東芝SSD採用 Serial ATA対応内蔵2.5インチSSD東芝SSDを採用し、ノートPCの内蔵HDDと交換できるのが特徴。ディスクが回転する構造のHDDと異なり、フラッシュメモリーで瞬時にデータへアクセスすることで、Windowsやプログラム起動の高速化を実現。ランダムリード毎秒約195MB/ランダムライト毎秒約157MBの転送速度により、HDDで1分4秒かかっていたWindowsの起動時間が、SSDでは約35秒と大幅に短縮した。(〜以上、引用)


SSDN-ST64H
ランダムリード約195MB/s、ランダムライト約157MB/sの東芝Serial ATA対応2.5インチSSD(64GB)
SSDN-ST64H
 
SSDN-ST128H
ランダムリード約195MB/s、ランダムライト約157MB/sの東芝Serial ATA対応2.5インチSSD(128GB)
SSDN-ST128H
 
SSDN-ST256H
ランダムリード約195MB/s、ランダムライト約157MB/sの東芝Serial ATA対応2.5インチ(256GB)
SSDN-ST256H
 
〜2009年10月24日発売モデル〜