【AMD】 チップセット 890GX+SB850は2010年4月に発売予定

ocworkbench.comの情報によると、ノースブリッジ AMD 890GX、サウスブリッジ SB850が2010年4月に発表になる見込みとのことです。
この発表の目玉は、ノースブリッジ AMD 890GX のグラフィックコアが進化していることと、サウスブリッジ AMD SB850が新規格のS-ATA 6.0Gbpsをネイティブサポートしている点でしょう。
S-ATA 6.0GbpsコントローラーをMarvellチップ等に頼らずにAMD SB850が標準サポートしている点は、大いに評価できると思います。

ノースブリッジ AMD 890GXが、現行の790GXと共通する点として、HyperTransport 3.0対応、PCI-Express 2.0 x16を1本またはPCI-Express 2.0 x8を2本サポート、CrossFire Xに対応するとされています。

注目すべきはグラフィックコアで、790GXがDirectX 10対応・UVD搭載・コア周波数700MHzだったのに対し、890GXはDirectX 10.1対応・UVD 2搭載・コア周波数700MHzとなる。現時点ではベンチマークは公開されていませんが、890GXの方が優位であることは間違いなさそうです。

そして、サウスブリッジ AMD SB850と、現行のSB750との違いは、USB 2.0のサポートが14となったこと、そして前述の通りS-ATA 6.0Gbpsを6ポートサポートすること。AMD overdriveも搭載しています。

まだ正式発表ではないので2010年4月に発売するかどうかは未定ですが、第2四半期中には発売されると思われます。


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