【サウンドカード】Auzentech製「Auzen X-Fi Bravura 7.1」発売

DTC Japanから、Auzentech社製サウンドカード「Auzen X-Fi Bravura 7.1」が発売になりました。以前から注目を集めていたようですが、興味深いカードです。

サウンドチップにクリエイティブ製チップ「Creative X-Fi native PCI Express audio processor」を搭載しており、「PCI Express Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio」が搭載するものとほど同じ仕様とのことで、デジタル処理はともかく、アナログ処理においては充分な性能を発揮するものと思われます。EAX ADVANCED HD 4.0に対応しています。

下記引用〜
同製品では、アナログオーディオのための最適の設計、I/Oモードコントロール、マルチチャンネルスピーカー出力、独立したヘッドホン出力回路、Auzentech独自の「Pointing Ground Design」などを採用。

出力面では,アナログ7.1chマルチチャネルサラウンド出力と,ヘッドフォン出力をサポート。
カード上で,アナログ段を電源回路ごとほかの回路から独立させることにより,ノイズの影響を最小限に抑えるという基板デザイン「X-Balance Pointing Ground Supply」を採用するほか,アナログ出力回路上に搭載するOPAMPはチャネル単位ですべて換装可能になっていたり,いわゆるオーディオグレードのコンデンサを採用していたり,ヘッドフォン出力端子として標準(フォン)端子を採用したりといった、アナログ出力に重点を置いた点が特徴となる。価格は14,800円(税込)。

なお、同製品の正式販売開始に合わせ、Auzentech各サウンドカードに最適なナショナルセミコンダクター社とテキサス・インスツルメンツ社のオペアンプの数量限定販売も開始された。

・・・とのことで、なかなかマニアックな仕様になっています。
ナショナルセミコンダクター社とテキサス・インスツルメンツ社のオペアンプも同時販売されるとは、ますます興味深い。
スペックは下記となります。

■Auzen X-Fi Bravura 7.1 の主なスペック
接続インタフェース:PCI Express x1
サウンドチップ:Creative Technology製「X-Fi native PCI Express audio processor
キャッシュメモリ容量:なし
対応オーディオ解像度:16/24bit
D/Aコンバータ:Cirrus Logic製「CS4382A」
アナログ出力:ミニピン×4(7.1ch),標準ピン×1(2ch,ヘッドフォン,ヘッドフォンアンプ搭載)
アナログ出力ダイナミックレンジ:115.0dBA(1kHz@-60dBFS,24bit/48kHz,ステレオ出力時),110.0dBA(1kHz@-60dBFS,24bit/48kHz,マルチチャンネル出力時)
OPAMP:4つの出力用オペアンプおよびヘッドフォン用オペアンプが交換可能
A/Dコンバータ:Wolfson Microelectronics製「WM8775」
アナログ入力:ミニピン×1(ラインおよびマイク。マイクプリアンプ搭載)
アナログ入力ダイナミックレンジ:98.0dBA(1kHz@-60dBFS,24bit/48kHz)
デジタル入出力解像度:16/24bit
デジタル出力サンプリング周波数:最大192kHz(2ch),最大96kHz(マルチチャネル)
デジタル出力:RCA/TOSLINK両対応(※同軸/光両対応,TOSLINKは付属の変換アダプタによる接続)
デジタル入力:なし
主な対応APIWDM,EAX 4.0 Direct Sound,EAX 4.0 Advanced HD,DirectSound 3D,OpenAL
対応機能:CMSS-3D,DTS Connect
対応OS:Windows XP/Vista
 
 
■付属品(数量限定)
・LME49710MA + Adaptor / \3,200(税込) / 10個
・LME49710HA + Adaptor / \4,600(税込) / 10個
・OPA627AU + Adaptor / \7,300(税込) / 20個
・OPA637AU + Adaptor / \7,800(税込) / 20個
・OPA627SM + Adaptor / \26,200(税込) / 10個
・OPA637SM + Adaptor / \26,700(税込) / 10個