【WD】HDDメーカー ウェスタン・デジタルが高性能SSDを発表
アメリカに本社を置く大手HDDメーカー ウェスタン・デジタルがSSDを発表した模様です。SiliconEdge Blueと呼ばれる製品で、TRIM、NCQコマンドもサポートするそうです。
同時にハイエンド向けSSD製品も発売され、こちらはSiliconDrive N1xと呼ばれ、SLCチップを搭載しています。
ウェスタン・デジタルによる製品保証はSiliconEdge Blueが3年保証、SiliconDrive N1xが5年保証となっています。
使用されているコントローラは不明で、Marvell、INDILINX、JMicron、Sandforce、Phisonなど憶測が飛び交っているようですがいずれ明らかになるでしょう(Phison製ってのはあり得ないでしょうね)
一般向け主力製品はSiliconEdge Blueシリーズで64GBのSSC-D0064SC-2100、128GBのSSC-D0128SC-2100、256GBのSSC-D0256SC-2100の3製品となっている。
下記、引用〜
米Western Digital (WD)は3月3日(現地時間)、同社としては初となるコンシューマ向けSSD製品「SiliconEdge Blue」を発表した。MLC (Multi-Level Cell)を採用した2.5インチタイプのもので、64GB、128GB、256GBの各モデルが用意される。
「SiliconEdge Blue」
SiliconEdge BlueのインターフェイスはSATA 3.0Gbpsで、リード速度が最大250MB/s、書き込み転送レートが170MB/sとなっている。
WD内部の検証で25万時間以上のテスト実績を経て、データの完全性や信頼性、互換性の面で高い水準を実現したとしている。またWDが特許申請中のウェアレベリング(Wear Leveling)やエラー訂正制御といった技術や、TRIM、NCQ (Native Command Queuing)といったSSD延命に必要となるコマンド群にも対応し、パフォーマンスと信頼性の両方を兼ね備えたと説明する。
想定小売価格は64GBモデル(SSC-D0064SC-2100)が279ドル、128GBモデル(SSC-D0128SC-2100)が529ドル、256GBモデル(SSC-D0256SC-2100)が999ドルとなっている。このほかWDのテクニカルサポートと3年保証が付与される。
「SiliconDrive N1x」
更に、WDでは同日、同社ハイエンドSSDの新モデル「SiliconDrive N1x」を発表している。SiliconDrive N1xはSLC (Single-Level Cell)ベースとなっており、SATA 3.0Gbpsにリードが240MB/s、書き込みレートが140MB/sで、128GBモデルが用意される。
以上。
■2010年3月現在のSSD人気モデル。