【インテル】「SSD 510シリーズ」発売 Marvell製コントローラー 実測470MB/secオーバー

転送速度 6Gbps SATAに対応したインテル製2.5インチSSDIntel Solid-State Drive 510 Series」が今日から販売開始だそうです。

価格は
120GBモデル「SSDSC2MH120A2K5」25,000〜27,000円
250GBモデル「SSDSC2MH250A2K5」55,000〜57,000円

もし買うとしたら、120GBのSSDSC2MH120A2K5でしょうね。
値段は高めですが、その分の性能が得られるわけですから。
250GBのSSDSC2MH250A2K5は価格が高すぎて、手が出せません。

業務用として買うなら別ですが、別段そのような用途がありません。

社用のグラフィック用ワークステーションですら、OS領域は120GBのSSDSC2MH120A2K5で充分です。

しかし、インテル初の6Gbps SATA-SSD対応で、公称速度は最大500MB/sと、今までにない高速なSSD製品ですね。
自社で6Gbps SATA対応のSSDコントローラを開発するかと思いきや、Marvell製を採用した点が驚きです。

搭載コントローラはMarvell製の「Marvell 88SS9174-BKK2」を搭載しており、シリアルATA 3.0 (Serial ATA Revision 3.0)規格の性能を充分に引き出せる仕様です。

私が使っているC300もMarvell製ですが、なかなかのベンチをたたき出してくれます。

Intel SSD 510 - 250GBモデル「SSDSC2MH250A2K5」の基板の仕様は下記の通り。
・Marvell製コントローラ「88SS9174-BKK2」
キャッシュメモリ Hynix製DDR3-1333対応1Gbit DDR3 SDRAM「H5TQ1G63BFR-H9C」
インテル製128Gbit MLC NANDフラッシュメモリチップ「29F16B08JAMDD」を8個搭載する。


下記、引用〜

510シリーズは同社製SSDとしては初めて6Gbps SATAに対応した製品。公称の最大データ転送速度も従来の3Gbps対応製品より大幅に向上しており、250GBモデル「SSDSC2MH250A2K5」がリード時500MB/s、ライト時315MB/s、120GBモデル「SSDSC2MH120A2K5」がリード時450MB/s、ライト時210MB/sとなっている(いずれも6Gbps接続時)。250GBモデルの速度は高速SSDとして人気が高いPlextorの「M2S」(256GBモデル)をも上回る数値だ。

 ただし、ランダムアクセス性能の指標となる最大IOPS値は従来製品のX25-Mより低く、リード時20,000IOPS、ライト時8,000IOPSとされている(X25-M 160GBモデルはリード時35,000IOPS、ライト時8,600IOPS)。

 3Gbps接続時の公称最大データ転送速度は、250GBモデルがリード時265MB/s、ライト時240MB/s、120GBモデルがリード時265MB/s、ライト時200MB/s。NANDフラッシュメモリは34nmプロセス製造のMLCタイプを採用している。

 採用コントローラはMarvell 88SS9174-BKK2で、これはPLEXTOR PX-M2Sシリーズや、CORSAIR Performance 3シリーズと同じもの。他社コントローラを採用したインテルSSDもこれが初。なお、インテルSSDユーティリティソフト「Intel Solid-State Drive Toolbox」も利用可能。

 付属品はラッチ付きSATAケーブル、4ピン−SATA電源変換ケーブル、3.5インチベイ搭載用マウンタ、マウンタ固定用ネジ、ソフトウェア収録CD-ROMなど。

SSD 510 250GB CrystalDiskMark 1000MB