【コアマイクロ】6TB まで容量拡張できる超大容量ストレージ「Super SSD」出荷

コアマイクロから、業務用製品として最大6TB まで容量拡張できる超大容量ストレージ「Super SSD」が出荷されたそうです。
価格は、Super CACHE が250万円から、Super SSD が300万円ということで、産業用や学術研究用に使われるのでしょう。
一般人が買うことは、ほとんど無いでしょうねぇ。
しかし、数年後には数テラバイトのSSDが、ざらに手に入る時代になるかもしれませんね。

そうなると、これも懐かしい記事になるでしょう。
90年代前半に「驚異的な大容量 IBMから200MB SCSI HDD発売! 6万8千円」という古雑誌の切れ端が押し入れの奥に転がっていてビックリしました。
 
下記、引用〜
半導体ストレージのコアマイクロシステムズは2010年4月8日、最大 256GB の高速・大容量インラインキャッシュ装置「Super CACHE」と、最大 6TB まで容量拡張できる超大容量半導体ストレージ「Super SSD」の出荷を開始した。

同時に両製品のモニターも募集、先着5社までのモニター顧客には特別価格で販売するとのことだ。モニタープログラムは10月末日まで行う。

Super CACHE は、既存ストレージの I/O ボトルネックを解消、30万 IOPS 以上の超高トランザクションに対応したインラインキャッシュ。 B+TREE 検索方式のキャッシュメカニズムを採用、キャッシュヒット率を向上させた。

Super SSD は、RAM SSD(Solid Stor)の容量を拡張、低価格化を図った大容量 RAM キャッシュ SSD。RAM キャッシュ は最大で 192GB(近く 1TB まで対応)、SSD 容量は最大で 6TB まで対応できる。
 
■特長など
先進のRAM Cached 型超大容量Flash SSD
B+TREE 型のインテリジェントキャッシュ搭載
最大RAM Cache サイズ192GB(1TB 計画)
最大Flash SSD 容量6TB
キャッシュ部は外部UPS にて完全バックアップ
SSD 部はホットスワッパブルRAID 構造
300,000 IOPS を超えるランダムアクセス性能
4GB/S を超えるランダムスループット性能
12G Wide SAS & 4G FC のハイブリッドI/O
DAS 接続からDAS & SAN の複合接続に対応
 
キャッシュ容量:12GB/24GB/48GB/96GB/(192GB) ECC
キャッシュ方式 :B+TREE検索、常駐キャッシュ、リード先読キャッシュ
キャッシュアルゴリズム:LRU(Least Recently Used)、LIRS(Low Inter Reference Recency Set)
キャッシュ管理 :オブジェクト型キャッシュ構成、キャッシュインデキシング
 
ちょっとよく分からない部分もありますが、とにかく凄まじい性能ということは解ります。。。